ブクステフーデのクリスマスマーケット
写真は、ブクステフーデのクリスマスマーケット、メイン会場
本日は、
ブクステフーデ(Buxtehude)の
クリスマスマーケット(Wintermärchen Buxtehude)
をご紹介します。
クリスマス期間中のブクステフーデ
「えっと、ブクステフーデって、どこ???」
というレベルで、
日本では、知名度の低い街ですが、
北ドイツでは、わりと知られた街です。
ドイツ人のみなさんは、この街の名前を聞くと、
メルヘンやコメディ映画の舞台を
思い浮かべるようです。
ブクステフーデはメルヘンの街
ブクステフーデは
メルヘン都市(Märchenstadt)として、
ドイツ・メルヘン街道(Deutsche Märchenstraße)の街に
選出されています。
メルヘン街道の最終地点は
ブレーメンハーフェン と ブクステフーデ です。
では、ブクステフーデは
どのメルヘンの中で描かれていか? というと、
グリム童話に採録されている
『ウサギとハリネズミ』の舞台になりました。
『ウサギとハリネズミ(Der Hase und der Igel)』
街のあちこちに、
ウサギとハリネズミのモニュメントがあります。
ただし、ほとんどのドイツ人は、
メルヘン街道を知りません。('◇')ゞ
ロマンチック街道、メルヘン街道、ファンタジック街道、
これら、アジア人観光客に人気のルートは、
ドイツ本国でまったく知名度が無い・・・。orz
ブクステフーデを有名にしたのは、
1971年にドイツ国内でヒットしたコメディ映画
『ブクステフーデのトルーデおばさん(Tante Trude aus Buxtehude)』。
日本人にはまったく馴染みのない映画ですが、
私の旦那さん(ドイツ人50代)も、
私の友人男性(ドイツ人50代)も、
「ブクステフーデといえば、あの映画でしょ」
と、口を揃えて言うほどの知名度。
知らんな。
クリスマスマーケットのテーマは「メルヘン」
もとい、メルヘン。
メルヘン都市のクリスマスマーケットは、
やっぱりメルヘンチック。
この街のクリスマスマーケットの正式名称は、
『クリスマスメルヘン・ブクステフーデ
(Wintermärchen Buxtehude)』です。
ドイツのクリスマスマーケットには、
各々、正式名称があります。
考えてみると、
クリスマスマーケットは
街に1か所とは限らないので、
名前をつけて個別認識する必要があります。
アリババかな?
なんのメルヘンだか、さっぱり、わからん。
これは、『眠りの森の美女』ですね。
キリスト降誕シーン(Krippe)
スイーツ系の屋台が多いです。
揚げ菓子(Mutzen)と ジャム入りドーナッツ(Berliner)の屋台。
公衆トイレもメルヘンチック。木製です。
メインは、メルヘンチックに輝く市庁舎
クリスマスマーケットの期間中、
ブクステフーデの市庁舎の正門が、
イルミネーションで彩られます。
クリスマス期間中、毎日、16時30分から、
クリスマスにちなんだ
メルヘン童話の映像やアニメが映し出されるそうです。
これぞ、メルヘンチック!
グリューヴァインを飲みながら、
ほろ酔い気分で、ずっと眺めていたい。
プロジェクターを見つけました。
頑張れ、プロジェクター!
クリスマスマーケットの期間
期間: 11月26日~12月30日まで
※市庁舎のイルミネーションは12月23日まで
クリスマスマーケットの営業時間
月曜~土曜: 10:00~21:00
日曜: 11:00~20:00
※工芸品の屋台は18時まで営業